ルーフガーデンテラス住宅

白いボックスを大きな開口でくりぬいたスペースの２階に屋上庭園を設けた延べ床面積約85平方メートル(25.71坪)程の小さな住まいのイメージパースです。 1階よりも光の差し込む２階の小さな庭園周りにパブリックなスペース(居間、食堂等)を設け家族が集まるスペースと庭を一体としています。 １階の庭より都市の中では解放されたプライベート空間となると思います。 屋上に設ける庭に比べた場合居間等に面することができますので観賞用としての日常性が強い小さな庭となると思います。 テラスとシンボルツリーのある庭でのティータイム！！

半戸外のスペースとしての庭は家族のプライベートゾーンを確保致します。通りからも2階にあるため、より他人(道路を歩く人達等)の視線が気にならない落ち着いた空間としての 家族のもう一つの屋外の居間になります。2階の庭のデッキスペースにテーブルを置けば、屋外での空気の中で家族との会話と食事等のスペースにも 早変わり致します。庭は2階に設けることで1階に設けるより住宅街では多くの場合、冬の光を多く取り込むことができます。 また家族が集うダイニング居間は小敷地でも１階屋上の庭に面してつくることで日当たりのよいスペースとなります。

1本の樹木と芝生の効用、小さなスペースに緑を設けることにより屋外に出る楽しさが生じますが、他日差しの照り返し防止、夏の強い日光 を樹木の緑葉が和らげます。大きくいえばCO2問題等にも緑化は効果をもたらします。人と植物の共存を考えた小さな屋上庭のある住まいですが、屋外と室内を有機的な つながりをもたらします。